巻頭言

 暖かな春の日差しの中、満開の花々が香っています。

 いよいよ新しい年度のスタートです。

 入園、ご進級おめでとうございます。

 新入のお子さん達は、新しい園生活にわくわくして、同時にちょっぴり緊張しているかもしれません。

 進級するお子さん達は、お兄さん、お姉さんになったことを喜んでいることでしょう。

 きっと小さな新しいお友達に優しくしてくれると思います。

 幼稚園に賑やかな歓声が響き渡る日々が始まりました。

 新入のお子さん達にとりましては、親さんの保護のもとを離れ、はじめての同年齢の子ども達との集団生活になります。

 お子さん達はお友達や先生と遊ぶことを楽しみながら、色々なことを学んでゆきます。

 最初は戸惑い等もあるかもしれませんが、きっと幼稚園に行くのが大好きになってくれることでしょう。

 幼児期は、人間の根本を養う大切な時期だと思います。

 幼稚園でお子さん方は多くの経験を積みますが、それらを楽しみながら「意欲・社会性・感受性」が自然に育ってゆきます。

 お友達と関わりながら思いきり遊ぶこと。

 先生やお友達と交流しながら、園生活を送ること。

 活動や遊びの中で、自由さとルールを守ることのバランスが取れていること。

 これらの根本はとても大切で、いくら強調してもしすぎる事はないと思っています。

 今年もお子さん方の健やかな成長のために、私達職員一同、精一杯つとめさせていただきたいと思います。

 どうぞよろしくお願いいたします。