2016.3月園だより

 3学期も終わりに近づき、平成27年度が終わろうとしています。園ではひな祭りの練習の声や合奏の音が響き渡り、お子さん達の活発な笑い声がとてもにぎやかです。ひな祭りの後は、卒園式の練習が始まります。皆立派に成長し、進級、卒園の準備ができているのを感じています。

 卒園式の練習の音を聞くと、充実感と共にお別れの寂しさを感じますが、別れと新しい出会いは両方とも大切です。幼稚園はお子さんにとって初めての団体生活で、卒園のお別れも初めての経験です。私達はしんみりとしますが、お子さん達は思いの他元気で、寂しさを引きずることは無いようです。子ども達は基本的に未来に生きる存在だからでしょう。

 卒園式で歌われる歌は、園で大切にしている歌ばかりです。以下の「よあけのそらに」は、お子さんの力強い成長を願う歌で、賛美歌です。優しい「はるのひかりが」と対になって歌われます。

  1 夜明けの空にそびえたつ  真白な富士をあおぎつつ

    ぶどうの若木はのびるのだ 神のひかりに照らされて

    そだつ我らは日本の子ども

  2 桜が春にひらく国   せかいの友とむすばれて

    神の御国をきずくのだ 愛のおしえをまなびつつ

    はげむ我らは日本の子ども

  3 黒潮うねる沖はるか  きらめく宇宙をみつめつつ

    めざす港へいそぐのだ 神にゆくてをみちびかれ

    すすむ我らは日本の子ども

 幼稚園を巣立ってゆく卒園生の皆さんに幸いあれと心から祈ります。神様がいつも皆さんに伴い、守り続けて下さいますように。

 年度の最後に当たり、幼稚園にご協力くださいました保護者の皆様方に心から感謝を申し上げます。どうも有り難うございました。

  ひかり幼稚園の遊具には、歴史を経ているものがあります。もちろん、きちんと点検手入れをしています。太鼓橋は園に最初に設置されたもので、60年以上経っていて最長寿です。ブランコは4〜50年、タイヤブランコは30年以上。私が生まれる前から子供達に親しまれた遊具。卒園生が来られると、皆さん遊具を懐かしそうに眺めています。こんなに長持ちするのは手入れが良い?ためでしょうけれども、業者に言わせると昔の遊具は鉄が厚く、大切に使えば長持ちするのだそうです。ですが、タイヤブランコのタイヤ部分は、鉄のフック部分がすり減ってきて間もなく寿命を迎えます。子ども達が2人乗って、「宇宙の果てまで飛ばして!」と楽しみながら乗っていたタイヤブランコ。長い間ご苦労様でした。

今回卒園記念として、新しいタイヤ部分と、その両脇のブランコ、登り棒のロープをいただけることになりました。きっとこれからの子ども達の歴史を作ってくれることでしょう。大切に使わせていただきます。どうも有り難うございました。

保育日誌より

一年を振り返って

 

◯今年度から始まったちゅーりっぷ組。初めは子ども達も緊張していて、お母さんの後ろに隠れていたり、周りの様子を伺っていた子がほとんどでしたが、我が子以外にも優しく接し、見守って下さるお母様たちのおかげで、回を重ねるごとにどんどん笑顔が増え、今では温かい雰囲気の中で保育ができるようになりました。朝、「おはようございます!」と元気に挨拶をしてくれたり、体操や手遊びなども元気いっぱいできるようになり、お友達の名前を呼んで楽しそうに一緒に遊ぶ姿も見られるようになりました。幼稚園に初めて入園される方には、どんな保育をしているのか、園の雰囲気などを感じていただけたり、園としてもお母様たちが日頃悩んでいることを少し知ることができ、ちゅーりっぷ組を始めて良かったなと思います。一年間で子ども達の沢山の成長を感じると共に、お母様たちの暖かい愛が子どもの成長にはとても大切なのだなと改めて感じ、私自身もすごく勉強になった一年でした。                

◯進級に向けて色々なことを頑張り、少しずつお兄さん、お姉さんになってきたすみれ組さん。入園当初の姿を思い返してみると、お母さんからなかなか離れられなかった子、離れられても不安そうにしていた子、お母さんに会いたい‥と泣いていた子、本当に色んな子がいました。最近は遊びの中で山を作る係、水を汲んでくる係と役割分担をして遊んだり、子ども達同士でルールを決めて遊ぶことができるようになってきました。また、友達と意見がぶつかってしまった時もお互いの気持ちを伝えあい、子ども達なりの解決策を考えることができるようになってきたり、周りで聞いていた子達が「こうしてみたらいいんじゃない?」とアドバイスをしてくれたりします。自分たちでできる事が増えてきた分「先生やって〜」と甘えてくることが減ってきて少し寂しい気もしますが、それもまた子ども達が成長した印なのかなと思います。優しい心を大切にしながらこれからの幼稚園生活で沢山のことを経験していってもらいたいと思います。

◯4月の入園から、あっという間の一年でした。入園当初からとにかくパワルフで元気いっぱい。何をするにも目を輝かせわくわくドキドキ楽しみながら取り組んでいました。経験したことを遊びにつなげることが上手で、活動で作ったものを遊びで使ったり、見た絵本や劇をごっこ遊びで表現したりと、子ども達自身で考えながら楽しく遊んでいました。また、面白いものを発見するとそこから想像を膨らませてごっこ遊びが始まったり、毎日新しい経験や発見をして、いろいろなことを考えだしたり、チャレンジしたり、失敗しながら成長していることを改めて感じました。この一年、元気いっぱい愉快なすみれ組さんと過ごし、沢山のことを学ばせてもらい、私自身も楽しい一年となりました。感謝の気持ちでいっぱいです。今は「ばら組のお兄さん、お姉さんになるんだ!」と期待一杯のすみれ組さん。これからも色々なことにチャレンジしたり新しいことを発見しながら、すてきなお兄さんお姉さんになっていって欲しいと思います。

◯この一年を振り返って、時の経つ早さに驚いています。すみれ組さんや延長保育の子供達と過ごした日々はとても楽しく、充実した時間でした。日に日に成長して行く様子に思わず涙が出ることもあり、子ども達の持っている力の大きさに感動しました。延長保育では異年齢が混ざって過ごすため、ゆりさん、ばらさんには我慢してもらう場面もありました。最初は遊びのルールを簡単にすると「つまんなーい」等の声もありましたが、今では「すみれさんと一緒に遊ぶときは優しく遊ぶ」と子ども達が自ら考え遊びを工夫しています。小さな先生がたくさん居るようで微笑ましい姿にほっこりするとともに、とても頼もしく感じています。また、すみれさんも友達と遊ぶ楽しさやあこがれのお兄さん、お姉さんと関わる喜びを知り、上手に遊ぶことができるようになりました。遊ぶ中でけんか等のトラブルもありますが、子ども達だけで解決できることも増え、流石もうすぐばらさんだなと感じています。これからも思いやりの心を大切に、毎日笑顔で元気いっぱい過ごしていって欲しいと思います。

◯新しい友達も増え、ますます活気のあるクラスとなったばら組さん。新たな環境に慣れて行く中で、個々の元気さや良いところが出せるようになりました。その分友達とぶつかることも増え、年中らしいトラブルも起こるように。初めは相手の気持ちを受け入れられずに上手く行かないこともありましたが、今は子ども同士で話し合って解決できるようになり、成長を感じています。遊びのルールや展開の仕方を話し合うようになる等、子ども達だけでのやり取りが増え、友達と関わりあう楽しさをよりいっそう感じながら過ごしています。また、個性的で面白く、何をするにも発想豊かなこのクラス。製作、遊びの展開など、形にとらわれない自由な発想で作り出すものに「なるほど!」と感心することばかり。一年の間に沢山の驚きと刺激をもらいました。楽しく過ごしながらも、やるべき時はしっかりやる、けじめのある生活を送る、ということを子ども達と再確認し、進級に向けて意識しながら過ごして行きたいと思います。

◯ゆり組さんになり、みんなと過ごしてきた日々も後一か月となりました。何でも真面目に一生懸命取り組む姿がこのクラスの一番良いところだなと思っています。毎日友達との絆を深め、行事一つ一つを通して成長してきました。お泊まり保育はたった一晩なのに、翌朝顔つきのかわった子ども達に驚きました。運動会に向けては、沢山たくさん練習し,考えて感じて話し合って、悔し涙もたくさん流して頑張り、競技を作り上げる過程で大きく成長しました。ひな祭りお楽しみ会は心を合わせて行う最後の行事です。劇はみんなで楽しんでやりたいと思いこの演目を選びました。台詞が長かったり、言い回しが難しかったりしますが、一人一人しっかり覚え練習しています。全員一人で台詞を言うところがあり、演技力も重要な内容です。みんなそれぞれの能力を発揮し、力ある子ども達だなと改めて感じています。合奏も28人で演奏すると迫力があり、とてもかっこいいです。子ども達が頑張り成長した姿をどうぞお楽しみください。

 

2016.2月園だより

 寒い日が続きます。霜柱や、雪や寒い中ならではの楽しみが色々あり、楽しげな子ども達を見ていると、こちらも楽しくなってきます。日が少しずつ長くなり、以前は午後5時など真っ暗でしたが、今は明るさが残るようになりました。季節は確実にめぐり、お子さん達はぐんぐん成長して行きます。年長のお子さんなど手足がすらりと伸びて、入園当初はだぶだぶだった園服が随分小さく見え、子どもらしさの中にも何となく大人びた雰囲気を漂わせるようになってきています。

 これからの幼児教育のキーワードになるであろう言葉に「非認知能力」があります。IQなどで数値化できる「認知能力」と違い、目に見えにくいのですが、「目標や意欲、興味、関心を持ち粘り強く仲間と協調して取り組む力や姿勢」のことです。何の事だかよく分からないかもしれませんが、要は社会生活を営む人間に必要な底力のことです。実は幼児期の知的教育の効果が長続きせず、一時的なものになってしまいがちな事が分かってきて、「認知能力」の土台となる「非認知能力」がクローズアップされてきているわけです。園の活動や目標は全て「非認知能力」を養うためのものと申し上げても過言ではありませんので、ご理解頂ければ幸いです。

 私事ですが先日、さいたま市の園長先生達の新年会がありました。新年会の前には毎年講演会が行われて、皆で勉強をいたします。例年格調高い講演が行われますが、今回の講演は「認定こども園の運営と実際」という演題で、格は大分落ちますが私が講師でした。約60名の園長先生達を前に緊張する余裕もなく話し、一時間半があっという間でした。「全然眠くならなかったよ」と言ってくれた先生もいたりして、少しは参考になったかも知れません。新年会では質問攻めで、認定こども園について知りたい方が多くいる事が分かりました。ペースはゆっくりでしょうが、きっとこれからさいたま市でも認定こども園が増えて行く事と思います。

保育日誌より

すみれ組

○Aくんが園庭で緑色の種を見つけると、周りにいた友達と4人で「あ!これもしかしてジャックと豆の木かも」「そうだね」と大興奮。早速、ランちゃんの小屋の側の電柱の下に埋めた。嬉しそうに水をやると「木が伸びる〜」と大はしゃぎ。「伸びたかな?」何度も見に行っては「巨人が来る〜」と園庭中を走り回っていた。翌日も外遊びの時間になると、真っ先に豆の木へ向かう4人。「伸びた〜」と叫び声が。驚いて見に行くと、元から生えていた近くの木を豆の木とすっかり思い込み、「大変だ、巨人が来る!」と大喜び。それからも遊びの時間になると、毎回豆の木を見に行く4人。春に観た「ジャックと豆の木」の話を思い出し、それを遊びに生かして楽しむ姿。すみれ組さんらしい可愛らしいエピソードだと思う。

◯食いしん坊が多いすみれ組では、食べ物に関する行事は毎回まだかまだかと待っている。登園時にお母さんから「朝から張り切ってました!」「昨日の夜練習していました」お餅のために朝ご飯を減らす等、やる気満々のお話を聞く事ができた。いよいよお餅をつく時間になると、もう食べられるのかと思ったのか「お餅まだ〜?」の声が。ようやく頂きますをして食べ始めると、とてもおいしそうに食べていた。食いしん坊のBくんの手がめずらしく止まっているので、「どうしたの?」と聞くと、「あのね、どっちも好きだからどっちから食べるか迷っちゃうの」と可愛い答えが返ってきた。

ばら組

◯デカルコマニーをした。紙の半分に絵の具で描き、それを折って手でごしごしこする。デカルコマニーに「半分に描く」「たたむと絵が写る」という事をみんなよく理解し、声をかけずとも半分にだけ絵を描いていた。たたんで開くと絵が写り、「おお〜」と感動していた。しかし、今まで絵の具を重ねて色を塗る制作が多かったので、今回も絵の具を何度も重ねる子が多数。分かっている子は絵や模様を描いて楽しんでいたが、色を重ねる事を楽しんでいる子が多く、少し趣旨が違った。これからの制作では、絵の具で色を塗るだけではなく、絵の具で絵を描くという事もやってみようと思う。

◯毎日あと何回寝たらお餅つきと数えていたので、朝からみんなわくわくしていた。Aくんは何度も「いつになったら?」「何時になったら?」と言っていた。お餅つきを待つ間、遊んでいると砂場でB、C、D、Eくんがお餅つきごっこをはじめた。Aくん、Bくんはバケツに砂を入れ、シャベルを杵にしてぺったんこ。C、Dくんはバケツを2個重ねて釜を作り、小石を米に見立てて入れ、炊いていた。その発想がとても面白かった。お餅つきも楽しんでいたが、炊けた米を見せてもらってから子供達がつくまで待つ時間、早くつきたくて待ち切れなさそうな子もいた。

ゆり組

◯楽しみに楽しみに楽しみにしていたお餅つき。登園しても保育室になかなか来ないなと思ったら、釜でお湯を沸かし火をたいているのをじっと見ていた。ゆりにもなると、臼・杵やつく、こねるはよく分かっていて、待ちきれない様子だった。一臼目をついて、最後四臼目だったので「いつ食べれるの?」「ねぇ、まだ?」「早く食べたい」「ゆりのお餅はいつ?」とずっとお餅が頭から離れない子ども達だった。ようやく食べられると、シーンとしてよく味わっていた。あんこが苦手だった子も食べていて「おいしい!」と完食できたり、「幼稚園のお餅は食べる」と言う子もいた。みんなよい顔でよく食べていた。

◯「♪北風小僧の寒太郎」を歌いながら寒太郎を見せる。寒太郎が一人なので、一人一人の寒太郎を作ろうと話す。ゆりのこの時期らしく、自分の全身を紙で切って貼って描いてで作ってもらった。女の子は割と可愛くしようとこだわりを持って楽しく作っていて、難しくても友達のを見たり描いてから切ったりして、一人一人可愛い寒太郎ができた。男の子は合理的な子もいて、模様や装飾はなくて、上着、ズボンと言った感じだった。作ってみると顔と大きさが合わずできないと言う子や、いきなり切って失敗して紙が無くなってしまう子などもいた。苦戦しながらも考えて作り、味のある寒太郎が沢山できた。マントのクレープ紙にいつもと違う材料で大喜びだった。

 

2016.1月園だより

 皆さんあけましておめでとうございます。2016年が皆様方にとってすばらしい年でありますよう、心からお祈り申し上げます。

 冬休みが終わって、今日から3学期のスタートです。3学期は幼稚園生活の集大成で、実質2ヶ月半の日々、本当にあっという間に過ぎてしまう感じがいたします。お子さん達との残り少ない日々の触れ合いを慈しみながら、1日1日を過ごすのが3学期です。お部屋で、お庭で楽しげに遊ぶお子さん達の姿を見ると、幸せな気持ちになります。入園した時からは比べものにならないくらい立派に心身共に成長したお子さん達。その成長を肌で感じる事ができる幼稚園は、とても良いところだなぁ・・と、つくづく思います。

 認定こども園は、福祉施設としての機能を持ち合わせているのを皆さんはご存知だと思います。保育園部分がそれですね。同じ福祉施設でも、老人ホームは随分雰囲気が違います。昨年はゆり組さんがホームに行き、歌を歌ったりクイズをしたりしてとても喜ばれました。「また来て下さいね」と言って頂き、とても良い事でて行こうと思っています。

 私事ですが、私の両親は昨年からホームに入り余生を送っています。父は戦争中零戦のパイロットとして戦って負傷し、戦後は小さな会社を経営していました。母は家庭を懸命に支えてくれました。激動の時代の中を生き抜き、90歳近くの今は施設の方々に支えられ、平穏な日々の中で暮らしています。ご老人方は、皆さん歴史を生きて来られた方々なのでしょう。

 毎日ぐんぐん成長して行く子ども達。そして少しずつですが衰えて行く両親。日々安かれと願うと同時に、子ども達や両親から人生の大切な1ページを観せていただいているような感じがしている今日この頃です。

 本年も教職員一同、精いっぱい保育に努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

保育日誌より

すみれ組

○今日はゆり組さんの聖劇練習を見学させてもらった。少し時間が長いので、きちんと観ていられるかどうか心配していたが、子ども達なりに何かいつもと違う雰囲気を感じ取ったようで、真剣な表情で見ていた。部屋に戻ってから感想を聞いてみると、「カッコよかった!」「すごかった!」「ちゃんと座っていた!」という声が聞こえてきた。「今度は、今日のゆり組さんの劇の中に、みんなのひつじさんも混ぜてもらうんだよ」と伝えると、みんなの顔がぱーっと明るくなった。これからの聖劇練習も頑張って行きたいと思う。

○園舍の玄関にクリスマスツリーが飾ってあるのをとても嬉しそうに眺めていた。飾り一つ一つを見ながら「雪だ〜」とか「リボンかわいいね〜」と3人でニコニコで話していた。そのうち、プレゼントの飾りを見つけるとじっくりと眺め、興味津々で「ね〜、このプレゼントの箱の中に何が入っているのかな?」「何だろ」とわくわくしながら話し始めた。「小さいね」「おもちゃかな?」などなど・・・その様子がとても可愛らしかった。その後、先生に「この箱の中に何のプレゼントが入っているの?」と聞くので、「う〜ん、何だろうね?お菓子かな?」と答えると、3人でくんくん箱に鼻を当てて匂いをかぎ出した。3人で目を輝かせて「チョコだ〜!」といった。チョコレートと信じて、ツリーの前を通るたびにプレゼントをくんくんしている3人が本当にかわいい。周りのお友達にも「プレゼントの中はチョコだよ〜」と話す3人だった。

ばら組

○ゆりさんから余った廃材をもらい、昨日から自由に工作している。大量の箱を見た子ども達は目を輝かせ、宝物をあさるように材料を選んでいた。工作で盛り上がったのは男児達。AくんBくんは箱を重ねて幾つも付け、大砲のような大きなものを作っていた。Cくんは箱にトイペの芯を4本つけ、目も描き、ペットに。ペットに付けるリードも作っていて、面白いなあと思った。Bくんは昨日作ったものをさらに進化させ、すべり台のようにしていた。Dくんはおみくじを作ってみんなにやらせてあげていた。Eくんは箱の付け方にこだわっていて、各々発想が面白いなと感じた。特に何か言わなくても、形にとらわれず、自由な発想で取り組めるのがこのクラスの良いところだと思う。

◯先日、誕生会で先生がお話ししてくれた「お化けマンション」今日、幼稚園にお話に出てきたおばけとおばけの扉が出現!「おばけがいる」と大盛り上がりのばらさん。すみれ組玄関の柱の上の方に扉が一つ有り、みんな開けたいが届かず。各々いろいろと考え、柱をよじ登ろうとしたり、新聞紙でボールを作って投げてみたり、面白かった。剣を作り、ブロックをつなげて長い棒を作って、それで開けようとした子もおり、よく考えたなと感心した。Aちゃんがお化けを見て「このお化けさん、Aちゃんの事スキッと言ってる!可愛い♡」と言っている姿に笑ってしまった。ばらの部屋にもいるかもと、探す姿も可愛かった。

ゆり組

○楽しみにしていたハーモニカ。お家で吹いてみた子、幼稚園でと取っておいた子、みんなわくわくしていた。ド〜ラまで思ったよりしっかり吹けたので、「♪かえるのうた」をやってみた。こちらも思っていた以上に曲になっていて驚いた。「♪きらきら星」もやりたかったようで、次回を楽しみにしている。

◯縄跳びのチャレンジ、Aくんは数日前20回だったのが、120回に伸びてBくんが1197回も跳んだ。100越えする子がどんどん増えている。Bくんは1000回超えると挑戦し、本当に達成した。跳び方はもう小学生のようで、気持ちで達成した感じ。数えるのは大変だったけど、皆によい刺激になった。それを見てCくんは何度も縄跳びにチャレンジして、536回、644回、873回・・・と、Bくん目指してどんどん記録を伸ばしている。

○クリスマスの歌を一つ一つを楽しみに歌う子が多くて良いなと思う。兄弟のいる子が自信を持って歌い、引っぱってくれる。一人ずつ歌ってもらうと自信のついた子が増え、良い声が出るようになってきている。全員がちゃんと口を動かして練習するようになってきた。

 聖劇の役を発表した。自分が何役かだけでなく、友達が何の役か、この役を誰がするのか、みんなちゃんと聞いている。一人でする役があるからなのか、今までと違う雰囲気だった。ガブリエル・マリヤ・ヨセフ共に「おお!」「A〜!」「B〜!」と声が上がっていて盛り上がり、認めていいという雰囲気だった。歌ってみると抜群に上手かったりして皆納得という空気だった。一人一人がそれぞれ自分の役を大切に思って受け止めてくれたようで、不満の声は上がらなかった。毎日どんどん歌を覚えて歌えるようになってきているので、とても頼もしい。

2015.12月園だより

冷たい風に落ち葉が舞い、冬の訪れを肌に感じる今日この頃、いよいよ2学期最終の12月を迎えました。
運動会、お芋掘り、お店屋さんごっこなどの行事を経て、2学期の集大成のクリスマス祝会があります。
クリスマスの聖劇は園でとても力を入れている行事で、聖書に基づいており、数十年間台詞も動きもほとんど変わっていません。
卒園生の多くは幾つになってもクリスマスの台詞や歌を覚えていて、驚かされます。 聖劇は教会の礼拝のイメージです。ご覧になられる方は、それを意識していただけたらと思います。
サンタさんが登場してからは、ダイナミックな動きに変わります。聖なる時、エネルギーを爆発させる時、この両方がお子さんの健やかな成長には必要だと考えています。
また、神秘的雰囲気を感じる時間は、現代社会では余り経験することがないひと時かもしれません。
聖劇は心を静めてご覧下さい。不思議な雰囲気が漂っているのを感じる方もおられることでしょう。
聖劇には羊飼いが出てきます。
救い主誕生の知らせは、貧しい荒野の羊飼い達に真っ先にもたらされました。光り輝く天使が現われ、羊飼いはひどく恐れます。天使より「恐れてはならない」と言われ、救い主の誕生を告げられます。
全天が激しく光り輝き、大勢の天の軍勢が天使と共にキリストの誕生を賛美したと聖書には描かれています。
羊飼い達はイエス様に会いに行き、お会いすることができました。そして後には皆が弟子になったと伝えられています。
イエス様の弟子には学のあるエリートは多くなく、ほとんどが漁師や羊飼い、遊女等社会的に恵まれない階層の人々でした。神様とお出会いするには、学歴や地位はあまり関係ないようです。

保育日誌より

すみれ組

◯少しずついろいろな折り紙の折り方を知って、自由遊びでもできるようになってもらいたかったので、主活動で折り紙を行った。
折り方が似ているネコと犬を使ったが、ほとんどの子がしっかり折る事ができた。
角がずれないように気にしながら折る子がとても多く、ピシッとできていた。
途中耳の部分の折り方が判らないという子が何人かいたが、片方を一緒に行えば、もう片方は一人でできるようになる。
できたものを持って帰ってもらったのだが、みんなとても嬉しそうにお母さんに見せていた。
中には「うちの子がこんなに折れるとは知りませんでした!」と驚いているお母さんもいた。

◯遠足で、子ども達が集まって葉っぱや芝を集めてお料理をはじめた。
「何をつくっているの?」と効くと、「シチュー!」と嬉しそうに答える子ども達。
様子を見ていると、「緑の葉っぱはキュウリね」「茶色はシイタケ!」「芝はネギね」と自分達で葉っぱを上手に食べ物に見立てていた。その後Aちゃんが「ネギが足りない」と言うと、それを聞いていたBちゃんが「私、ネギとってくる」と言って芝を取りに行ったり、Cちゃんが土がついた小石を見つけて持ってきて、「これチョコね、チョコ入れたら甘くておいしくなるんじゃない?」とアイデアを出し、それを聞いた子ども達が「いね~!」と大賛成したり、みんなで意見を出しあいながら工夫して遊ぶ姿に成長を感じ、嬉しくなった。
これからもわくわくするような遊びをいろいろ発見していって欲しい。

ばら組

◯始まったお買い物ごっこ。少しドキドキしている様子の子もいたが、何一つ買うとそれ以降はどの子も思い思いに買い物を楽しみ、良いペースで買っていた。
お店屋さん初体験の子もいたが、不安な様子もなく、どんどん買っていた。
女の子は可愛いものを沢山買っていた。
昨年はドキドキで買い物をしていたAちゃんが、今年は自分からどんどん買い物をして、早い段階でお金が無くなっていた。予想していたが、BくんCちゃんはなかなかの浪費家で、何度もお金をもらいに来て笑ってしまった。
Dくんも同様だったが、最 近、廃品での製作にこっているからか、細々としたものよりおもちゃ屋さんやペットショップで大きいものを沢山買っていて、買い方にも特徴があって面白いなと感じた。

◯お買い物後は自由遊び。
「品物を使って遊んでもよい」と伝えると、みんな何かしら買ったものを使って遊んでいた。
年によっては買い物で満足し、遊びでは余り使わない子もいるが、今年は全員がかったもので遊んでいたので、自分が欲しい!使いたい!と思うものをしっかり考えて買い物をしたのだなと感じた。
みんな大満足の様子で、品物を本当に気に入っていた。
お洋服屋さんで洋服を買った子はみんなでワンピースを着てプリンセスに変身。
Eちゃんがスリッパを履くと、サイズがぴったりで大喜び。
他の子もはき始め、「パーティーに行きましょう!」と話しているのが可愛かった。FちゃんとGちゃんはマントとメガネがお気に入り。
遊びの時もずっと付けていた。
マントは男の子が買うのかなぁと思っていたが、2人ともとても似合っていて、よい買い物をしたなぁと思った。
特にFちゃんはマント、メガネ、金の冠(本当はベルト)がお気に入りで、全部つけると王様のような姿になるのが可愛かった。

ゆり組

○初めての老人ホーム訪問。
靴を片づけ、上履きを履いて、手洗いうがいをして3階のホールへ。
ご挨拶をして、歌を歌ったり一緒に手遊びをしたりした。初めての経験に緊張している子やお年寄りの様子に驚いている子もいたが、一生懸命歌を聴いて下さったり喜んで下さる姿を、みんなしっかりと見ていた。
自分達のおじいちゃん、おばあちゃんとはまた違った関わりができたのではないかと思う。

◯お店屋さんごっこ、始まる前からわくわくそわそわしていた。「みんなじゃがいも!」と自分達で言っていてもドキドキしているようだった。
すみれさんが来ると、「いらっしゃいませ!」と言いながらも様子をうかがっていて、このクラスらしいなと思った。「忙しい~!」といいながらもニコニコだったり、お客さんが途絶えると「いらっしゃいませ!!」と声を出していて、よく働いていた。
嬉しそうに品物を売る姿がとっても良いなと思った。
終わると「疲れた~!」といいながらも「楽しかった!」と充実していたようで、心地良い疲労感を感じている様子だった。
お給料を渡すと、嬉しそうにする子、お金本物じゃないじゃんという子、本物に変わるかなぁと楽しみにする子と、それぞれだった。運動会が終わってから、ずっと準備してきてやっと当日を迎え、楽しみもひとしおだったようだ。
頑張ったものを自信を持って売る達成感を感じられ、とても意義のある当日を迎える事ができたと思う。

2015.11月園だより

日に日に秋の気配が深まり、落ち葉のお掃除が大変な季節になりました。
季節がら思い切り遊ぶのにとても気持ちが良く、運動会後の開放されたエネルギーもあり、子供達はとても元気です。
これから遠足、子供会、お店屋さんごっこ、クリスマスなど色々な行事を楽しみながら、みなさんぐんぐん成長してくれることでしょう。
昔の日本人は子育てをとても大切にして、楽しんでいたようです。それを幾つか本(江戸、明治時代)から引用してみたいと思います。

「私は日本が子供の天国であることをくりかえさざるを得ない。世界中で日本ほど、子供が親切に取り扱われ、そして子供のために深い注意が払われる国はない。
ニコニコしているところから判断していると、子供たちは朝から晩まで幸福であるらしい」
エドワード・S・モース  考古学者 1877年来日

「私はこれほど自分の子供に喜びをおぼえる人々を見たことがない。
(中略)他人の子供にもそれなりの愛情と注意を注ぐ」
ザベラ・バード  女性旅行家、紀行作家 1878年来日

「街はほぼ完全に子供たちのものだ」 エドウィン・アーノルド  
ジャーナリスト 1889年来日

「日本人の暮らしぶりで一番利益を受けるのは子供たちである」
エメ・アンベール  外交官 1863年来日

次女と一緒に昔のアルバムを整理しました。
幼い頃の子供達の写真が可愛らしく、驚きました。
当時は育児で大変でしたが、今では切なくなるくらい懐かしく思い出される日々。
子育ての日々は、人生の黄金時代と申してよいのかもしれません。きっと、皆さんにとってもそうなのでしょう。

保育日誌より

すみれ組

○運動会のお話をして、皆で大きな紙(模造紙)に絵を描いた。
初めての大きな紙でのお絵描きということで、初めは戸惑うかと思っていたがそうでもなく、嬉しそうに伸び伸びと絵を描き始めた。
大玉送りの絵や玉入れの絵を描いている子や、お母さんがみんなを見ているにこにこお顔を描く子もいた。
あこがれのゆり組さんのバルーンは子供達の心にとても強く残ったようで、自分たちは参加していないが、バルーンの絵を描く子も多かった。
「先生、ゆり組さんのバルーン!」と言って嬉しそうに見せてくれた。
完成した絵を早速壁に貼って飾ると、嬉しそうに自分の絵を探してお友達や先生に絵について細かく説明していた。

○今日はさくらホールで沢山遊ぶことを伝えると、子供達はとびはねて喜んでいた。
さくらホールについて今日はボールも使っていいことを伝えると、さらに嬉しそうな顔をしていた。
早速ボールを取りに行き、投げたり転がしたりして遊ぶ子、大型積み木とソフトブロックを使ってお家をつくる子、舞台の上をとにかく走ること遊び方が様々だった。
お家ごっこをしていた子がお家に招待してくれたので行ってみると、玄関には驚くほどきれいに上履きがそろえて並べられていた。
「テレビのニュースで雨が降るって言ってたから、傘買ってくる!」「雨が降る前にお買い物に行ってくる!」など、その場にいる子全員が”雨が降る”という同じ遊びの世界にいて、遊びの変化を感じた。

ばら組

◯今日が森田先生とできる最後の練習ということを伝えると、子供達の心に伝わったようだ。1回目から気合いが伝わってきた。「動きが遅い」と指導され、そこだけ重点的に取り組むと、素早くなってきた。
今までだるま起きが上手くゆかなかったAくんが今日は成功。
みんな起きられるようになってきて、だるま後の積み木の色も大分そろうようになってきた。Bちゃんも上手に起きられるように、Cくんはどうしても積み木を放してしまうので要練習。バランスの足、ロケットのジャンプにも取り組みたい。
技は大分きれいになったが、気持ちや気合いが十分でない子もいる。気をつけでふらふらしたり、話を聞く時もふらふら。
「僕はいいや」「私は言いや」ではなく、全員の気持ちが一つにならないと百点ではないということを伝えた。気持ちが一つになるように持って行きたい。

◯昨日から「おいもを作る!」と楽しみにしていたので、楽しく製作に取り組んでいた。絵の具を塗った新聞紙をちぎるのが楽しくて、細かくちぎっている子が多かった。
「あんまり細かくすると、貼る時に大変だよ」と声を掛けたが、細かくした割にみんな丁寧に根気強く取り組んでいて、きれいにおいもの下書きの枠を埋めていた。
特にちびいもを作っていた子供達は、きれいに貼る子が多かった。でぶいもチームは大きめのおいもが描かれていたため、時間がかかる子もいたがみんな頑張っていた。Dくんは意外とダイナミック。
Eくんはちぎるのに時間をかけすぎて、結果みんなが終わっても作業することに。「もうできない~」と途中で言ったが、「頑張れ!」と応援すると、途中から突然スイッチがオンになり、最後まで頑張っていた。
隣で作業していたFちゃんも「私も大変でも諦めない!」と言って取り組んでいた。本当に根気強くなったと感じた。

ゆり組

○運動会への気持ちが高まってきている。
今日はリレーの練習で、Aくんが園庭の砂で滑って派手に転んだ。
スピードが速く、顔から思い切り突っ込むように転んだ。
大層痛かっただろうに、立ち上がりまたバトンを持って必死に走った。
痛かったり恥ずかしい気持ちもあっただろうが、とにかく全速力でつないだ。
子供達もそれを見て感じるものがあったようで、「Aくんが転んだから負けたの?」とわざと聞いてみたところ、「違う」「みんながもっと早く走ればいい」と言っていた。
毎日練習しているが、こういう出来事を通しても子供達の気持ちが成長しているのを感じる。

○ドングリ拾いに行くのは、ゆり組さんだけの遠足のようで、とても楽しみにしていた子供達だ。
上手に並んでよく歩いた。
広い神社と公園に大喜びで駆け回ったり探索したり、解放感を味わっていた。神社ではドングリが沢山落ちていて、ラッキーだった。ドングリに穴が開いていないか、きれいかをよく見て拾っていた。
本当にきれいなものだけを集める子、小さいものばかり、大きいのばかりと決めて集めている子等、ちゃんと目的を持って集めていた。
公園ではよく走り回り、体力がついたな~と思った。Bちゃんは風で葉っぱが散ると、「葉っぱが飛んでる~♪」と喜んで歌い踊ったり、CちゃんDちゃんが石のベンチをステージに見立てて、上に立って大熱唱していたり、面白い姿が沢山見られた。
上着を持っていないEくんにFくん、Gくんが代わる代わる自分の上着を貸してあげるような、温かい姿が見られた。
帰りはさすがに疲れた様子の子もい たが、みんなよく歩いて、楽しげだった。

2015.10月園だより

朝夕めっきり涼しくなり、秋の気配が急に深まったような感じがする今日この頃です。
幼稚園では、連日運動会の練習の真っ盛りです。
今年はシルバーウィークがあったりして保育日が少なめな上に雨が多く、運動会の練習がなかなか外でできません。今は、密度の濃い練習が続いています。
一日でもお休みしてしまうと遅れてしまいますので、お子さんの体調管理にはお気を付け下さり、元気に幼稚園に来ることができるようご配慮をお願いいたします。
運動会は仲間と楽しい経験が積めます。
同時に団体行動なので、集中力と規律が必要になります。
楽しさと規律、両方とも成長に大切なことです。運動会当日、お子さん達はどのようが姿を見せてくれるでしょうか。
どうぞ本番を楽しみに、沢山応援してあげて下さい。 子育てに関する雑感を記します。
余計なお世話かもしれませんが。
育児は、基本的にアナログだと思います。
幼児期の子育てをテレビやパソコンなどデジタルに代替えさせることは、望ましくないとお考え下さい。幼児は人と直接の触れ合いを必要といたします。
私の母は、幼児期の私に絵本を読む時間が無い時のために、テープレコーダーに録音しましたが、それでは全然ダメだったと申しておりました。確かに、私は絵本を音声だけではなく、母の体温や雰囲気など、もろもろをひっくるめた全体として楽しんでいたような気がします。
幼児期は「最大努力の最小効果」を狙うと考えれば間違いないかと思います。経済社会では「最小の労で最大の効果」を上げようといたしますが、子育てはそれとは違い、「最大の労を払い、最小の効果を確実に得ること」のような気がいたします。
躾けにせよ、基本的生活習慣にせよ、お子さんが当たり前にできるようになるまでは、かなりの努力と時間が必要です。
また、幼児期を過ぎますと、年齢相応の学習や社会のルール、徳性など伝える必要が出てまいります。
子育ては長~く続く大事業ですので、少しずつ確実に、時間をかけて取り組むものであるようです。

保育日誌より

すみれ組

◯Aちゃんの「オオカミが来るから絶対扉は開けないでね!」のひと言でオオカミと7匹の子ヤギごっこが始まった。
子供達に見つからないように扉をトントンと叩くと、子供達の表情が一瞬にして固まるのが面白く可愛らしかった。
先生が扉を叩くたびに子ヤギが消えていってしまうらしく、ついに七匹とも消えてしまった。消えた子ヤギを探すために色々な部屋に行く子、見つけるための道具をブロックで作ってから行く子と様々だった。
無事に子ヤギ達を見つけることができたが、子ヤギ探しは一日中続いた。
以前は一つのごっこ遊びが続くことが無かったので、遊び方が変わってきたなと感じた。さらに、今までは自分のクラス内で遊ぶことが多かったが、行動範囲も広がってきた。

◯今日は新聞紙を使って忍者ごっこをした。始めは「何だろう?」と不思議そうにしていた子ども達が始まるとニコニコに。1枚ずつ配って忍者ごっこ開始。まず、新聞紙に隠れて「隠れるの術」を覚えた。頭だけ隠して、お尻丸出しの子もいて、とてもかわいらしかった。もちろん、本人は隠れているつもり。その後も新聞紙を丸めて「丸めるの術」や丸めた新聞紙を広げて破いて「破くの術」、それを部屋中に散らかして「散らかすの術」、散らかった新聞紙を海に見立ててそこで泳ぎ、「泳ぐの術」。最後は皆で新聞紙を集めて丸めて先生が持っている袋に投げ入れて、「投げるの術」。沢山の術を覚えて、子ども達もすっかり忍者気分。それから何をするにも◯◯の術と言う子ども達。片づけをしっかりして「片づけの術覚えたよ~」と言う子や、頑張って何かをしたら「頑張るの術覚えた~」と楽しみながら色々なことに取り組めるようになって良かった。

ばら組

○初のニンジンの皮むき。昨日、「やりたい人は、時計の3までに来てね」と伝え、「先生からはお母さんに言わないから、やりたい人は自分からお母さんに話して早くおいで」と話した。
すると今日、皮むきをするために早く来た子が多数。自分で皮むきのことを伝えた子も多かったようで、えらい!と思った。「皮むきする!」といつものんびりな子もあっという間に支度を終わらせていた。
「お家でも皮むきしたよ~」「練習した!」と言う子もいて、家でもお手伝いをしているのだな~と感じた。

◯お帰りでゆり組のバルーンを見た後、積み木体操を行った。体操の先生との練習も後数回しかできないので、1回だけ真剣にやろうと話した。
1・2列目、3・4列目を分け、お互いにやっている姿を見て良いところ、悪いところを見てもらった。
初めはふざけたり、へらへらしていた子ども達。全員に、本番はお客さんがいること、ふざけているのも見られていること、一回一回本番だと思ってやるように話すと、みんなの顔が一気に真剣になり、しっかり取り組んでいた。
1・2列目はAちゃんがとても気合いが入り、周りの子も引っ張られて「はい!」と声も良く出て動きも素早く、今までで1番良かった。
3・4列目も負けじと今までで1番良い姿を見せていた。良いところだけでなく、悪いと思ったところも遠慮なく言ってもらうと、子ども達はとてもよく見ていて、しっかり意見を出していた。
また、客観視したことで何が格好悪いか分かったようで、改善策も子ども達と一緒に考えることができるようになった。
今日、とても良くなったので、これを忘れずに取り組んで行こうと思う。

ゆり組

◯新園舍の天井にガがとまっていた。見つけた男の子達が「なんのガだろう?」と図鑑を持ってきて調べていた。
A君が「虫メガネある?」と聞きに来たので、何に使うのか聞いたところ、虫を調べるのだとのこと。子どもの背の高さから天井にいるガを一生懸命見ていた。
そのうちに捕まえたいとなり、どうしようと話していると、近くにいた先生が「虫とり網で捕まえたら?」と一声掛けてくれた。
でも、無い。
無いなら作ろうということになって、A君が紙と袋を使って自分で作っていた。
先生が抱っこし、ついに捕まえると男の子達が皆興奮していた。
「俺も作りたい!」「俺も!」と一緒にいた子ども達も材料を貰い、それぞれに作っていた。
袋のつけ方も、付けたり貼ったり繰り返して考えていたり、捕まえる動きをして本当に虫が入るか確認したりして、見ていて面白かった。
ほとんど子ども達だけで考えや行動が広がっていて、ゆりらしくて良いなと思った。

◯バルーンを実際に持たずに、カウントを揃える。
昨年の演技のビデオを見てモチベーションが上がったようで、完成形を目で見てイメージして、もう一度やるとやはり違った。
花火も全部高く上がり、バンと音がするようになって、子ども達も達成感を感じて次のやる気につながったようだ。次回は今日以上にできるように取り組もうと思う。

2015.9月園だより

夏休みも終わり、いよいよ二学期がスタートしました。
皆様、楽しい夏休みを過ごされたことと拝察いたします。お子さん方にとっても、思い出に残る夏休みだったのではないでしょうか。
二学期は行事が多く、お子さん方が大きく成長を遂げる時期でもあります。
お子さんと共に行事を楽しみながら、健全な成長ができるように見つめてゆきましょう。 先日、印象的な記事を読みました。「あなたはどのように育てられましたか?」「どのように自分の子どもを教育していますか?」と多くの成功者に聞くと、その返事で共通しているのは、「どのような学校に行かせるかより、家庭教育が大切だ」とのことだそうです。「子どもをどんな良い学校に入れても、君が家庭でお手本を示すことができなければ、残念なことになるよ」と。
私は成功者ではありませんが、自分の経験からしてもその通りで、子育ての基本は家庭にあると思っています。
幼稚園ではお子さんの年齢や発達状況に合わせた保育を一生懸命やってゆきます。
そして、この時期の子育ては、ご家庭と園とが協力しながら進めてゆくものだと申せましょう。 幼児期は意欲、感受性、社会性の成長が基本です。そのために必要なことは、子どもを愛し可愛がることです。
できるだけ会話をし、時間のある時はお散歩につれて行ってあげるなどして下さい。お金をかけなくても、手間をかけてあげていただければと思います。
そして具体的には、挨拶、お返事、靴を揃える、出した椅子はしまう、片づけ等は静かに丁寧に行う、等が必要です。
それにプラスして食事、排泄、清潔、睡眠、衣服の脱着などの基本的生活習慣をしっかり身に付けることが大切です。
これらは園でも細かく指導しているポイントですので、ご自宅でもよろしくお願いいたします。

2015.7月園だより

暑い夏がやってきました。美しい緑の中、プランターに植えた野菜が次々に収穫されてゆきます。
キュウリなど1日採らないとすごく大きくなって、子供達は大喜びです。
また、収穫したてのキュウリやナスのトゲトゲも子供達には新鮮なようで、触ってみてはびっくりしています。
七夕お楽しみ会の練習は今が真っ盛りです。
劇の練習、合奏の練習とお子さん達は毎日一生懸命です。お家でも台詞や歌を口ずさんだりしているとお聞きしています。
どうぞ楽しみになさっていてください。また、本番で緊張して、台詞を間違えてしまうこともあるかもしれませんが、問題ございません。
本番のできの善し悪しよりも、練習をしている中で得られるものが大切なのですから。 私事ですが、先日、信州で農業を営んでいる知人の田畑の農作業の手伝いに行きました。
有機無農薬農法なので、虫取りやら雑草採りの2日間を過ごしました。私は田んぼの草取りをしましたが、とても大変な仕事でした。
草取りというより、田んぼの中にびっしりと芝生のように密集している雑草を、泥の中に素手でかき込むのです。
数時間もしていると身体が動かなくなってきて、泥田の中ではしゃがみ込む訳にも行かず、その上、まだまだたくさん取り残して いる部分があるのを見て、途方に暮れました。夜のビールはとてもおいしかったのですが、翌日は身体が動かなくなっており、情けない思いでした。
古より日本は瑞穂の国といわれ、お米がとても大切な役割を果たしておりましたが、数千年にわたる稲作の歴史は、きっとこういう作業の連続であったのでしょう。
先人の方々のご苦労の一端を感じることができた二日間でしたし、こういう仕事にも堪えられる心身を作り上げたいものだな、と思わされたことでした。

保育日誌より

おたよりポストより 本日は土曜日でしたが、お世話になりました。
父の日参観ということで楽しみにしていましたが、前日とは打って変わって晴天に恵まれ、日差しが暑いくらいでした。先生方も大変でしたね。その甲斐あって、私にとっては貴重な一日でした!と言うのは、◯ちゃんが意外にも絵心があるのかと(親バカ?)気づかされたこと。
上手い絵を描いて見せたわけではないのに、いつの間に‥‥と知らないところで成長しているのですね。それと、ヒゲボーボーと父親の印象を持っていること。
女の子だから、男親の、自分にはないところが目に付くのでしょうが、そういえば、自分が子どもの頃、父親に頬ずりされるのが、ヒゲが当たって嫌だった思い出があったなぁ、と。そんな自分が今は逆に子どもから感謝を言われるとは、人生初 めてのことでした。
これも、今回先生方から接する時間の少ない父親にも「感謝を」と教えていただいたおかげだと思っています。
◯ちゃんもそうして学んでいるし、父親として自分も教えられて育てられているんだと改めて実感しました。
◯ちゃんにとって、いつまでも若々しい父親でありたいと、髪もボーボーにしておかないと(笑)と、ちらっと思った風呂上がりでした。 ※先日の父親参観の後にうれしいお便りをいただきましたので、ご紹介いたします。

ゆり組

◯ゆりさんは全員お父さんが来て下さっていた。
親子体操から思い切りふれ合っていて、とても良い笑顔だった。忍者修業もわくわくしていた。
お父さんと目を合わせる子、とにかく修業に夢中の子といて様々だった。
プレゼントも一人一人楽しみながら一生懸命作ったもので、渡す前に隠している子が多く可愛らしかった。
思い切り甘える子、照れてしまって甘えない男の子も数名いて、ゆりさんの気持ちも色々だなと思った。
3年目のためか、お父さん方がスムーズに動いて協力して下さり、ゲームの進行もスムーズだった。
ご家族の触れ合いは、見ていて嬉しくなってくる。

ばら組

◯壁面の傘作り。壁面に雨を降らせ、あえて傘を飾らないでおいた。
壁面の話をし、「雨が降っているね」と話すと、A君が「かさがないよ!」と言った。狙い通りの発言に思わずにんまりとしてしまった。
傘のはじき絵はみんな興味深く取り組んでいた。見本ではまずクレヨンで絵を描き、上からクレヨンで塗りつぶす様子を見せた。
その後、「絵の具を塗ったらどうなると思う?」と聞いてみた。「なくなる~」「消えない!」はど各々考えて意見を出していて、はじく様子を見せると「わー、消えない!」と驚いていた。白クレヨンでも見本を見せると、「わー、出てきた!」とみんな不思議そうに目を輝かせていた。
はじき絵の原理もよく理解していて、かわいらしい作品ができた。

すみれ組

◯父の日に向けて昨日からプレゼント作りをしていて、今日は足型をとった。
足型をとる歳、Bちゃんが「♪パパの歌」を歌うと、まわりの子も歌い始めた。
また、足型を見て「大きくなったから、パパびっくりするかな」と言っている子もいた。「早くプレゼント渡したい!」と言って父の日を指折り数えている子ども達だ。

◯三角の折り紙を色んなものに変身させるのは少し難しいかな、と少し不安だったが、意外にも子ども達から沢山の反応が返ってきて嬉しかった。
今回は隣のこの絵をまねして描く子が多かったが、真似をすることでの学びもあると思うので、見守る。
最近は絵を描く前にストーリーや設定を決めてから描く子が多く、「これは◯◯しているところ」「こっちはお花が咲いてて~」と沢山教えてくれた。

ちゅーりっぷ組

◯いたずらをする子への他のお母さんの対応がとても上手になってきている。
例えば、ごはんを投げてしまう子に対して、『おもちゃが痛いって、泣いているよ」とか「これで一緒に遊ぼうよ!」と声を掛けたり‥‥と、否定するのではなく、前向きな言葉をかけてくれていて、良いなーと思う。

2015.6月園だより

6月に入りました。
衣替えで、私服と白い夏帽子で登園してくるお子さんは、とても涼しげに見えます。
5月中は夏日でも、登降園では園服を着ていただきました。
少々暑いし、申し訳ないと思いつつもやはりルールですので、お守りいただいておりました。非合理的と感じられるかもしれませんが、ささいな決まりをきちんと守ることは、とても大切だと思うのです。
お家に帰るまでの短い時間ですので、ご了解いただければ幸いです。 基本的生活習慣という言葉があります。
幼児期にぜひ身に付けてもらいたい事柄で、具体的には睡眠、食事、排泄、清潔、衣類の着脱等を指します。どれも大切なのですが、これら一つ一つを丁寧に伝えてゆくのは、それはそれは大変な仕事です。
何度伝えても、教えてもうまくゆかない日が続いて、根気よく続けてゆく内にできるようになる時が来ます。
なんとも嬉しい時ですが、出来るようになるまでの間、親はじっと忍耐し、観察して、子供の感情を理解しようとして、と、本当に鍛えられます。 私も子供のトイレトレーニングではとても苦労いたしました。
特に長女は頑固で、トイレでするのをギャーギャー泣いて嫌がりました。幼児虐待をしているみたいで、こちらが情けなくなったことを、ついこの間のことのように思い出します。
お箸の使い方も、根気よく教えましたが、なかなか上手くできませんでした。
そんな日々を当時は辛く感じましたが、今では良い思い出になっています。今はバリバリ働いている長女を見ると、かつてあんな日があったなんて思えません。

ですが、大人全員に幼い時があって、親が一生懸命に世話をしてくれていたから現在があるのですね。
私の経験上、基本的生活習慣がきちんと身に付くか否かで、お子さんの成長は大きく変わってまいります。大切にしたいものですね。

保育日誌より

すみれ組

○今日からお弁当が始まった。朝登園するなり、「今日のお弁当にはね‥」とお弁当の話でみんな持ち切り。
製作の途中でも、「先生おなか空いた~」「お弁当まだぁ~?」と待ちきれない様子。
お待ちかねのお弁当の時間。お弁当箱のフタを開けると、次々に「今日のお弁当はこれ!」「うわぁ、おいしそう!」と嬉しそうな声が聞こえてきた。
ふざけて食べる子や、食べこぼす子もおらず感心した。
翌日、お弁当がよほど楽しみなのか、朝の自由遊びの時間から「お弁当まだ~?」と言うAくん。とても食いしん坊のようだ。
トイレの後にお弁当と覚えたのか、トイレの後みんなして「お弁当?」と聞きに来た。中には早々とリュックを用意する子もいて、ほほ笑ましかった。

○歌が大好きで、いつもニコニコで歌っているAちゃん。
先日、♪ことりのうたを歌った。1番はお母さん鳥、2番はお父さん鳥が出てくる。
するとAちゃんが「Aちゃんち、お姉ちゃんがいるから、お姉ちゃん鳥の歌も歌いたーい!」とステキなアイデアを出してくれたので、早速歌った。
他の子も「うちには赤ちゃんがいるから、赤ちゃん鳥も歌いたい!」などなど、みんな自分の家族を思いながら歌っている。今では、本来2番までしかない♪ことりのうたが5番まで出来、「♪ことりのうた、うたいた~い」とすっかり人気になった。にぎやかな大家族の♪ことりのうたになり、みんなで歌うたび笑顔になっている。

ばら組

○今日も氷鬼をし、今日はばらさんだけでやってみた。「やりたい!」と集まると、子供達から「バリヤはここにする」「帽子は鬼が白にする!」等すぐに決まり、子供達でルールを決められるようになったのだなあと感じた。
遊び方にも成長を感じ、以前は鬼の子、逃げる子、参加しているかいないかがごちゃごちゃしていて、凍っている子がいたら参加していない子が助けていたり、急に逃げる子から鬼になる子がいたりしたのだけれど、今は各々が自分の役割をきちんと理解し、遊べていた。
役割を変える時も、「鬼になる」などと言いに来て、途中参加する子も勝手に入ってくるのではなく、必ず「入れて!」と言いに来て、そんなところにも成長を感じた。

○初めての英語レッスンでは、珍回答続出。特に天気ではおもしろい発言が多かった。ダニエル先生が天気の絵を見せて、みんなに「これは英語で何と言うでしょう?」というニュアンスで問いかけた。
まず、曇りには「くもーりー!」何度”Cloudy”と先生が言っても、「くもーりー」に聞こえるようで、三分の二くらいの子が言っていた。
晴れには「はーれー」雨の時にB君が自信を持って挙手したので、先生も期待して指すと「あーめー!」と言っていて、先生も思わず”Oh‥‥”と言っていた。風の日は「かーぜー」と言うのかと思うと、風の絵を見て「さむーいー!」と答えていた。
子ども達はふざけているのではなく、真面目に答えていて、子ども達なりに考え、言い方も英語っぽく言っているのがおもしろかった。

ゆり組

○遠足の日、晴れるようにてるてる坊主を作ろうと話す。新聞紙を用意して、一人ずつ新聞紙の中央をパンチで破る。破ったら次は先生と新聞を持つ人になる。
全員破ったら、新聞ビリビリ大会。細かくちぎって、散らかして遊ぶ。
それからお片付け大会。集めた新聞紙をてるてる坊主になる袋に入れる。ヒモで縛って、目、鼻、口を付けて窓に吊す。
てるてる坊主作りは、みんな面白そうに目を輝かせていた。
昨年も作ったけれど、今年の方が力強さも勢いも増している。やっている最中、男の子が「男」の顔になるのが興味深かった。女の子も案外力強くてやんちゃなところが出てきたかな?と思う。新聞紙をビリビリ破るところは、最初お行儀よくしていたがCくんが思い切りやり始めると、他の子も盛り上がってきて散らかし放題していた。
部屋中新聞紙だらけになって、袋に集めてもらうとあっという間に隅から机の下まで、言われなくても気が付き拾っていた。
小さいものも集めていて、ゆりさんらしさを感じる。頭の大きなてるてる坊主が出来て、その場で顔を付けてゆくと、「うぎゃー」「変なの」「笑ってる」等々、楽しんでいた。

◯遠足の絵を描いた。それぞれよく描けたなと思う。カラスの襲撃が印象的で、描いている子が沢山いた。その他、お弁当やお菓子交換、公園で遊んだところを描いている子が多かった。
遠足の前は天気予報を見ていて、雨の予報だから行けないと思っていた子も多かったみたいだったが、てるてる坊主のてるおくんにお願いして、行けて良かったと思う。

2015.5月園だより

ひかり幼稚園は、今年で創立60周年を迎えることができました。60年前、理事長夫妻が理想的な幼児教育を求めて財産を投げ出し、創ったのがひかり幼稚園です。
地域の方々、保護者の皆様方のご支援ご協力があっての60年間であったこと、心より感謝申し上げます。
今では卒園生は3千人を超えました。以下、理事長が園の創設期の思い出を記したものを、一部抜粋させていただきます。
理事長夫妻がどのような思いで園を創立したか、お感じいただけたら幸いです。
『今、ひかり幼稚園のあるこの場所は、戦時中は広い農場でした。
私達が移って来たのは昭和27年の4月です。
丁度ベビーブームで生まれた子供達が幼児期となり、日曜日になると、小学生が弟や妹を連れて聖書の話を聞きにやって来ては遊んで帰るような時が1年ほど続く間に、ここに幼稚園ができたらいいだろうなあ、と思うようになりました。
しかし、資金があるわけではありません。
けれども、必要ならば神の助けがある、と思い行動を始めました。
資金はほとんどないのですが、それはそれは楽しい準備の期間でした。 大工さんに建物を改修してもらい、ロッカーを作ってもらいました。
砂場やブランコは手作りでした。そして何もないはずの幼稚園に、元気いっぱいの子供達が50人も入園してきました。
私は「神様から託された子供」と受け取って、心を込めて接し、育ててゆこうと決意しました。
子供達はにのびのび育ち始めました。
栗の木のブランコは、子供達が大好きでした。保育が終わるとやって来られるお母さんがあります。
「また破けていますよ、子供は元気でいいで すねえ」と破れた襖をいそいそと修理して下さるのです。運動会のとき、お母さん達が手作りで鈴割りを作って下さいました。あんまりしっかり貼ったのでなかなか割れず、お父さんのげんこつでぱっと割れて花吹雪が舞った時は、園庭に歓声があふれ、感動でした。
「この幼稚園には温かい心がある」とお母さん達は言われましたが、その心はお母さん達が作っていらっしゃるのでした。
こうした創立当時の家庭的な温かさ、「子供の良き成長」を願う教師とご父兄の一体感。いつまでも続いてほしい!と願いながら今日まできました。
多くの方々のご愛によって育てられてきたひかり幼稚園、心から神様に感謝しています。』

保育日誌より

ゆり組

・ずっと「クレパスって何?」と気になっていて使いたかったクレパス。ゆり組さんだけ特別と言うと、嬉しそうにしていた。今日はきれいな色を塗るように話すと、黒や茶は避けていた。
画用紙いっぱいに塗る子、几帳面に塗る子と色々個性がある。Eちゃんはピンクと白のみで、色が混ざった時のことを考えていた。
幾つか色を並べて塗った後、指でこすって色と色を混ぜたり、ぼかしを入れたりして楽しんだ。
画用紙いっぱいしっかり指でこする子と、混ざるのを嫌う子、指が汚れるのを全く気にしない子、気にする子とがいて、こすることにも各々個性がある。

・鯉のぼり参観をとても楽しみにしていた子ども達。静かに座って話を聞いていて、待っていて、完全によそ行きの態度でほほ笑ましかった。
昨年、一昨年と鯉のぼりの話をしてきたのだが、覚えている子はほとんどいなかった。
ゆり組なので鯉のぼりをただ作るだけではなく、その意味や背景を考えたり感じたりしてゆけるようにしてあげたいと思う。
お父さん鯉のぼりと同様、それぞれ考えて作っていて可愛い作品ができた。
お母さんに吹き流しを付けてもらうと、棒を上げて喜んでいた。
お母さん方も静かによく話を聞いて下さり、吹き流しをスムーズに作ってくれた。みんな笑顔で出来上がって、お母さん方もニコニコで良かったなと思う。

ばら組

・壁面作り。
ばらさんになって初めてみんなで製作をした。
製作の説明をする時はみんなよく聞いており、描く時も驚くほど静かに集中して取り組んでいた。
しかし、話を始める前、活動後がとても騒がしく、ずっと喋っていた。
活動は良くできるので、その前後のけじめにもっと取り組めるように声掛けしてゆきたい。
また、新入の子がどれほど絵が描けるか見てみたいという思いも有り、チョウチョ作りにしたのだが、みんなよく描けていた。
Dくんが描き始めず、一度だけ「描いていいんだよ」と声をかけた。手伝われるより、自分のことは自分でやりたいタイプのようなのでその後特に声を掛けずに見守ると、描き始めて先生のところへ持ってきた。活動はしっかりできるので、Dくんのペースで取り組めるよう見てゆきたい。

・ばらになって部屋の物の配置が変わり、ままごとが窓際に。ままごとの後ろの窓を開けておくと、そこでお店屋さんをするようになった。
部屋の中はお店、外はお客さんが来るところで、窓を開けるとちょうどままごとがカウンターのようになり、そこで注文を撮ったり、食べ物の受け渡しをしている。
そういった遊び方をするとは想定していなかったので、子ども達は色々な遊び方がひらめくのだなぁ、と思った。
少し環境を変えるだけで、新しいものが生まれるのだ。

すみれ組

・今日の探検で使うメガネをコンタ君に付けておいたら、Aくんが気付き興味を持ってくれた。
外探検カードの続きに室内探検カードを貼ったものを配ると、「これは前に行ったところが描いてあるね」「あっ、こっちは新しいのが描いてある!」ととても良い反応を見せてくれた。
今回の探検は、メガネを使って各部屋のマークを探していくという形式にした。探検が始まると、普段は静かなBくんが積極的にマークを探し、見つけると大きな声で他の子に教えていた。
中にはメガネを逆さにかけている子もいたが、そんな姿もすみれさんらしく、可愛らしかった。

・先生が用意したチョウチョに色を塗り、それを棒に付けて嬉しそうにする子ども達。
Cちゃんが自分の作ったチョウチョをひらひらさせながら嬉しそうに「先生、見て!」と言った。「可愛いね」と言って手でお花の形をつくると、早速チョウチョを手のお花にとめて蜜を吸わせた。
すると他の子もチョウチョをひらひらさせながらやってきて、先生の手のお花に止まった。
そのうち先生の手の花がみんなのチョウチョでいっぱいになると、Cちゃんが手でお花を作った。気付いた子がチョウチョをひらひらさせてEちゃんのところへ。
こども同士でお花になったりチョウチョをひらひらさせたり、お部屋がお花畑のようになった。

2015.4月園だより

ご入園、ご進級おめでとうございます。
暖かな春の光の中に花の香りがただよい、萌え出づる新緑が目にまぶしいこの良き日に、皆様方を幼稚園にお迎えする事ができますことを心から嬉しく思います。
新入のお子さん達にとりましては初めての幼稚園生活ですね。
期待とドキドキ感でいっぱいだと思います。
園に慣れるまでは不安があったり、お母さんと離れるときに泣いてしまったりする事もあるかもしれませんが、すぐに園生活を楽しんでくれるようになるでしょう。
進級するお子さんは、お兄さんお姉さんになった事を喜んで、一回り成長した姿が見られます。いよいよ平成27年度のスタートです。
お子さん方がどのような成長をとげてくれるか、今からとても楽しみです。
今年よりひかり幼稚園は新幼保連携型の認定こども園として新しいスタートを切りました。
システムは大きく変わりましたが、子ども達は変わりません。園も、システムも、お子さん方の心身の健全な成長のために存在すると私は思っています。
その目標を達成するために、私たちは保護者の皆様方と力を合わせて行きたいと思っています。
今年度もお子さん方が充実した幼稚園生活が送れますよう、職員一同精いっぱい保育して行く所存です。
どうぞよろしくお願いいたします。